システム監視サービス
システムは正常に動作していますか?
本サービスは電子メールを活用したコンピュータシステムの死活監視サービスです。システム監視というと常に監視者が常駐し、個々のサーバやネットワーク機器を監視するというイメージがありますが、それらのしくみでは大きな体制と設備が必要となります。本監視サービスは電子メールを使って1つのパスでシステム全体をチェックするしくみです。
目次
1.特徴
- 設定が簡単
お客様(監視対象)側は基本的にはクリプトの配置だけなので導入が簡単です。 - メールでシステム監視
1通のメールパスでサーバ単体、DBサーバなど複数サーバ、中間ネットワークなど、関連する機器の稼働状況を総合的にチェックできます。 - 社内LANのサーバも監視可能
社内LANなどインターネットから直接アクセスできないサーバでも監視が可能です。 - 応用が簡単
メールの間隔と内容でチェックを行うので、メールの間隔や内容を工夫することで様々な監視ができます。(個別にカスタマイズが必要な場合があります) - 監視のログはウェブメールで
ウェブメールでサーバ稼働ログが確認できます。「警告が上がらないけど、本当に監視しているの?」という場合はウェブメールでログの閲覧ができます。
2.料金・ご利用条件
- 費用
お問い合わせください - 契約単位および最低利用期間
3か月単位の契約
契約解除は1カ月前にお申し出ください
3.サービス内容
- 基本機能と3つの監視形態
メールサーバ、ウェブサーバ、イントラネットのサーバ、その他無人自動運転コンピュータのシステムが正常に稼動しているかを監視することができます。システムに異常があると、予め設定されたメールアドレスに警告メールを送信します。 - メールサーバ監視
- ウェブサーバ監視
- イントラネットサーバ監視
- 標準サービス(初期費用、月額費用に含まれるもの)
- 異常発生時の監視ログ(監視メール)の確認
(異常発生から最大24時間以内) - 異常発生時のメール、電話連絡
(異常発生から最大24時間以内) - 異常発生の原因調査支援
- その他ITに関するヘルプデスク、サポート
(参考:『法人向けサポートサービス』) - オプションサービス(料金別途)
- 監視内容のカスタマイズ(規定費用内でできる場合もあるので要検討)
- 復旧作業
- 障害発生から1時間以内の確認、連絡体制
- その他 ご相談ください
監視対象のシステム形態に合わせ、3つの形態があります。
4.監視形態 その1 メールサーバ監視
メールサーバ監視の機能
- 監視メール自動送信(センター側)
監視サーバから一定間隔(5分~10分程度)で監視メールを監視対象サーバの所定のアドレスに送信します。 - 監視メール自動返信(監視対象サーバ側)
一定間隔で送られてくる監視メールに対し自動的に返信する機能を組み込んでいただきます。 - チェック(センター側)
監視サーバで一定間隔10分~15分程度)で監視メールの返信メールが届いてるかをチェックし、一定時間以上返信メールが確認できない場合、所定の通知先メールアドレスに警告メールを送信します。 - メールサーバ監視の機能概要図
メールサーバ監視の効果
- メールの受信と送信の監視が可能です。
- (スパムメールなど)メールの件数が異常に多い場合や巨大な添付ファイルメールの処理によるメールの滞留や遅延が検出できます。(ポート監視ではこれらの異常は検出できません)
- 複数のメールサーバを経由している場合でも、個々のサーバを監視する必要がありません。(ポート監視では関係するすべてのサーバを監視する必要があります)
5.監視形態 その2 ウェブサーバ監視
ウェブサーバ監視の機能
- 自動httpアクセス(センター側)
監視サーバから一定間隔(5分~10分程度)で監視対象サーバの監視スクリプトにhttpアクセスします。 - 監視メール自動返信(監視対象サーバ側)
定監視対象のウェブサーバには、httpリクエストで実行されると監視メールを送信する簡単な監視スクリプトを提供し、配置していただきます。監視スクリプトはサーバの環境に合わせ、php、cgi、asp、apsxで提供いたします。DBがある場合は監視スクリプトにDB接続やSQLを記述し、そのステータスを監視メールの件名や本文に埋め込むことが可能です。 - チェック(センター側)
監視サーバで一定間隔10分~15分程度)で監視メールが届いてるかをチェックし、一定時間以上監視メールが確認できない場合、所定の通知先メールアドレスに警告メールを送信します。監視メールの件名にエラーが記録されている場合は「DBエラー」などの警告を送信することも可能です。 - ウェブサーバ監視の機能概要図
ウェブサーバ監視の効果
- 外部からPHPなどの監視スクリプトにアクセスするので、外部の利用者と同じレベルでサーバの状態が監視できます。
- ウェブサーバに配置する監視スクリプトを工夫することにより、データベースサーバなど背後にあるサーバも監視することができます(個々に複数のサーバを監視する必要がありません)。
- 監視メールの件名や本文を工夫することにより様々な監視が可能です。(DBステータス、ディスク容量、ファイル更新日時など)
6.監視形態 その3 イントラネットサーバ監視
イントラネットサーバ監視の機能
- 監視メール自動送信(監視対象PC側)
監視対象のPCから一定間隔(5分~10分程度)で監視用メールアドレスにメールを送信します。メール送信用の小さなスクリプトを提供し、配置していただきます。OSのタスクスケジューラで動作します。DBがある場合は監視スクリプトにDB接続やSQLを記述し、そのステータスを監視メールの件名や本文に埋め込むことが可能です。 - チェック(センター側)
監視サーバで一定間隔10分~15分程度)で監視用メールにメールが届いてるかをチェックし、一定時間以上監視メールがないと所定の通知先メールアドレスに警告メールを送信します。監視メールの件名にエラーが記録されている場合は「DBエラー」などの警告を送信することも可能です。 - イントラネットサーバ監視の機能概要図
7.主な導入実績
- 上場企業 自動車部品メーカー メールシステム監視
- 放送局 デジタルサイネージ監視
- 外資系企業 メールシステム監視
- その他 自社利用
8.PDFダウンロード
本サービスご案内のPDFはこちらでご覧下さい。
Surveillance20151006